ケンゾー エステイトとケンゾー ナパの創設者・オーナーとして、皆様のご支援に感謝いたします。私たち家族を、ナパのコミュニティが温かく迎えてくださったことに深く感謝しています。2016年の開業以来、ケンゾーナパは、本格的な日本料理の真の美しさを、光栄にも世界中のお客様と分かち合って参りました。ワインカントリーのどこにもないような空間で、日本からの最高級の食材と調理技法を皆様に楽しんでいただくことが私達の長年の夢でした。お客様、料理人、サービススタッフ、レストランの雰囲気そして料理が織りなすかけがえのない食体験の創出、これが私たちのビジョンなのです。
ケンゾー エステイトの全てのワインをはじめ、日本酒や世界中から集められたワインに合わせた季節の懐石料理とともに、真の日本のおもてなしを体験するために、どうぞケンゾー ナパへお越しください。
皆さんをお迎えできることを光栄に存じます。
辻󠄀本憲三 夏子
ケンゾーナパの総料理長 宮石謙氏は愛知県で育ち、東京の日本大学を卒業後、名門料理学校、辻調理師専門学校で料理を学びました。東京の「光仙」で5年間勤務したあと、名店「正木」に移ります。料理の才能を認められた彼はドイツへ渡り、デュッセルドルフの日航ホテルの高級店の副料理長、のちに料理長に就任。その後、ドイツの日本料理店で唯一ミシュラン星を持つ「Nagaya」の長屋佳澄料理長の下で、副料理長に就任します。日本に帰国後はケンゾー エステイトに入社し、和食フレンチを専門とするケンゾー エステイトの六本木ヒルズ店に勤務。2018年からケンゾー ナパに移り、伝統的でありながら、独創的な解釈を加えた日本料理を創り出しています。
ケンゾーナパは、ミシュランの星付きレストランが点在するナパ・ヴァレーの一流の食文化シーンに仲間入りをしました。日本では既に5店舗の直営店を経営している辻󠄀本憲三と夏子は、ここナパの地で自分たちのレストランのビジョンとコンセプトを実現させるために、何年もの月日を費やしてきました。ケンゾーナパのメニューコンセプトは、季節の食材を、その時に楽しむ、「旬」という考え方にあります。「旬」とは、野菜が最もおいしく、果物が熟して甘く、魚が何より味わい深くなる時を意味します。私たちのシェフチームは、日本から運ばれてくる山海の最高級の食材と、地元の農家が丹精込めて育てた新鮮な野菜を生かした新しい季節のメニューを、年間に6回創作しています。